MILIZEが一般社団法人医療レーザー研究会と共に新会社を設立

機械学習を活用したAIあざ判断システムを開発

 AIとフィンテックの株式会社MILIZE(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 徹、以下「MILIZE」)は、一般社団法人医療レーザー研究会(本社:愛知県春日井市、理事:西堀 真依、以下「医療レーザー研究会」)と共同で、新会社「株式会社MILIZE MEDICAL」(以下、MILIZE MEDICAL)を2024年4月に設立したことをお知らせします。なお、MILIZE MEDICALは、2024年9月を目処に事業を開始する予定です。

■背景

 MILIZEは、豊富なAIの知見をベースに、ビジネス課題の理解からデータ把握・分析に強みを有し、その先のモデル・システム構築、AI教育を含めた内製化まで、一気通貫でソリューションを提供しています。

 医療レーザー研究会は、あざ治療領域に関して類稀なる特有の技術を有しています。あざレーザー治療症例数のべ110,000件以上で、在籍医師の多くが日本形成外科学会専門医、日本レーザー医学会認定専門医です。

 この度の新会社の共同設立において、MILIZEの強みであるAI・機械学習の領域における知見と医療レーザー研究会のあざ治療領域における豊富な実績を掛け合わせ、また同研究会の理事が副院長をつとめ、愛知県内で多くのあざレーザー治療実績のある西堀形成外科とも提携を行うことで、あざで苦しむ患者様を減らすために、機械学習を活用したAIあざ判断システムの開発を行います。

■新会社設立の目的

 がん治療については研究等がなされているものの、あざ治療については専門医ではないと判別が難しく見過ごされてしまっている現況があります。あざの専門医ではない医師によるあざに対する判断精度は、経験値によってばらつきがあり、大人になっても消失せずに悩む患者様が多数います。

 あざ治療の実績が豊富な医療レーザー研究会の知見とMILIZEの深層学習画像処理技術を基に、全国の小児科・皮膚科・形成外科に対して、あざでお悩みの患者様へ安心した治療を提供すべく、機械学習を活用したAIあざ判断システムの開発を行います。

 「医療の均一性の確保」という点で、あざで苦しむ患者様を一人でも減らし、より幸せな生活を送っていただくべく、事業を展開していく予定です。

    ■共同設立する新会社の概要

    • 社 名:株式会社MILIZE MEDICAL
    • 所在地:愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号
    • 設 立:2024年4月
    • 取締役社長:西堀 公治
    • 取締役副社長:田中 徹
    • 株主・持株比率:一般社団法人医療レーザー研究会 70%、株式会社MILIZE 30%
    • 事業内容:AIあざ判断システム開発事業、メディカルAIサービス、クリニック開業コンサル

      ■医療レーザー研究会の概要

      • 社 名:一般社団法人医療レーザー研究会
      • 所在地:愛知県春日井市中切町1丁目4番地2
      • 設 立:2020年5月
      • 代表者:西堀 公治
      • 取締役副社長:理事 西堀 真依
      • 事業内容:医師の医療レーザー技術向上のためのコンサルタント業

        ■株式会社MILIZE概要

        • 社 名:株式会社MILIZE
        • U R L:https://milize.co.jp/
        • 所在地: 東京都港区芝浦4丁目12番38号 CANAL GATE SHIBAURA (キャナルゲート芝浦) ビル6階
        • 設 立:2009年4月
        • 代表者:代表取締役社長 田中 徹
        • 事業内容:金融工学、AI研究、フィンテックツールの企画・開発・運用、金融マーケティング支援